GaSb

GaSbとは

GaSb (Gallium Antimonide)、アンチモン化ガリウムは特別なLEC法により結晶成長させた単結晶で、赤外検出器や赤外発光ダイオード(LED)、レーザー、トランジスタ、サーモ光起電システムなどに用いられています。

また、ガリウムアンチモン(GaSb)に代表されるⅢ-Ⅴ族化合物半導体は直接遷移型の半導体であり、またシリコン(Si)系半導体に比べてバンドギャップが小さく、近赤外線領域(波長0.8μm~2.2μm)の電磁波を電力に変換できる特徴があります。

GaSbベースのソーラーセルについては、技術的に非常に難しい中、GaSb基板上へのMBEによるⅡ-Ⅵ族エピの研究も行われています。

E&MのGaSbウェハの特長

お客様のご要望仕様に基づき、少量の研究開発から量産までお客様のニーズに応じたご対応をさせて頂きます。
また、特殊面方位品の(111),(110),(311)等も取り扱っております。

スペック

製法 LEC
タイプ N型/Te, P型/Zn,Un-doped
直径 2インチ-4インチ
面方位 (100)・(110)・(111)~(611) その他オフなども可能
仕上げ 片面鏡面研磨、両面鏡面研磨、エピレディー処理、
その他仕上げも可能
厚み 2インチ:500um, 3インチ:625um, 4インチ:1000um
その他厚みもご相談に応じます
その他 キャリア濃度、抵抗率、移動度等は許容範囲内にて指定可能